照姫まつり

照姫まつりとは

新緑の石神井公園を舞台に、豪華絢爛な時代装束と甲冑を身にまとい豊島氏一族に扮した約100名が演じる「照姫行列」と「舞台演技 照姫伝説」が照姫まつり最大の見どころです。

「舞台演技 照姫伝説」では、石神井城主・豊島泰経(としま・やすつね)とその娘と伝えられる照姫(てるひめ)、奥方、家臣一族になりきった一般公募の参加者が石神井城落城の物語を演じます。

「舞台演技 照姫伝説」の最後には、時代行列出発を告げる「エイ・エイ・オー」の鬨(とき)の声を、来場者と一緒に上げるのが恒例となっています。


ただし、第35回照姫まつりでは、新型コロナウイルス感染症対策のため、鬨の声は演者のみとさせていただきました。

照姫行列の編成図

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照姫行列は、龍玉持ちが先導し、龍神、照姫の輿、豊島泰経の輿、奥方の輿と約100m続きます。

照姫行列の三役

照姫まつりでは、石神井城主・豊島泰経、その娘と言い伝えられる照姫、奥方を三役と呼んでいます。

歴代三役の紹介

照姫まつりは、昭和63年に初めて開催し、当初は、著名人や区長・実行委員長が三役を演じていました。
その後、第8回(平成7年度)に照姫役を一般公募化、その後第10回(平成9年度)に奥方役、第21回(平成20年度)に泰経役も順に一般公募化し現在に至ります。

役柄紹介

  • 照姫(てるひめ)

    室町時代の伝説上の女性。石神井城主、豊島泰経の二女。舞扇を使用して踊ります。舞台で笑顔と元気な挨拶をします。

  • 豊島泰経(としま やすつね)

    室町時代の武将。豊島氏当主で石神井城主。舞扇を使用して力強く踊ります。家来の士気を鼓舞し、鬨の声を上げます。

  • 奥方(おくがた)

    豊島泰経の妻。舞扇を使用して踊ります。照姫を包み込む大切な役です。

  • 照姫姉妹(てるひめしまい)

    照姫とともに美しく舞います。

  • 重臣(じゅうしん)

    豊島家の側近で、勇敢な武者たちを束ねます。

  • 重臣奥方(じゅうしんおくがた)

    豊島家を支えた重臣の奥様です。

  • 巫女舞姫(みこまいひめ)

    真っ白な衣装を身にまとい、舞を披露します。

  • 花拍子(はなびょうし)

    美しくしなやかな舞を披露する花拍子。

  • 稚児童姫(ちごわらべひめ)

    行列に愛らしさを加える小さな姫たちです。

  • 警護武者(けいごむしゃ)

    豊島家を守る強く勇敢な武者たちです。

  • 旗持武者(はたもちむしゃ)

    大きな旗が長い行列の中の目印になっています。

  • 若武者(わかむしゃ)

    若さあふれる凛々しい出で立ちの武者たちです。

  • 舞楽者(ぶがくしゃ)

    出陣の時を知らせ、武者を鼓舞します。

  • 女武者(おんなむしゃ)

    強く凛々しい女武者です。

  • 龍玉持ち・龍神(りゅうたまもち・りゅうじん)

    豊島泰経と娘の照姫の魂が姿を変えた龍神が行列を見守ります。

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